小田原らいふ ~算命学占い ときどき 子育て~

占いを絡めた子育て奮闘記や算命学について語ったりするドタバタ日常です

復活してほしいけどほしくないもの(長男がくれた奇跡)

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今週のお題「復活してほしいもの」ということで、初めて挑戦してみます。
みなさまこんにちは、智ママです。

私には人生そのものだったと言っても過言ではないほど大好きなものがあります。
過去形ではなく今でも大好きなのですが、若干自分のなかに封印してしまいつつあります。
大好きすぎて周りから理解されないレベルだったと思います。

私が崇拝してやまない、大好きで大好きでしかたないもの、
それは安室奈美恵さんです。

年に4~5回はLIVEに行き、会場に合わせて旅行の計画を立てました。
車の中では彼女のCDやDVDしか流しませんでした。
発売のCDはいつも待ちきれない。
LIVEを楽しみに勉強や仕事を頑張る日々。
LIVE会場で開始前はいつも泣きそうなくらい緊張して、
LIVEは2時間半もあるのに終わってしまうといつも10分くらいに感じてあっという間。
だけどあの不思議な高揚感。
次のLIVEが待ちきれない。
自分の当選したLIVEが終わるとDVDの発売が待ちきれない。
二十歳を過ぎても青春と呼べるほどのドキドキ感を味わわせてくれました。

2018年の9月16日、彼女は多くの人に惜しまれつつ「平成の歌姫」として引退されました。
引退発表の日、全友人といっていいほど色んな方から「大丈夫?」と生存確認の連絡がきました。笑
鈴木奈々さんじゃありませんが、安室奈美恵さんがいなくなってしまったら
「生きてる価値が見出せない」と本気で思いました。
彼女の優しさで引退の1年前に発表があり、お別れの準備をする時間を与えてくれました。
それでも足りませんでしたね。
引退発表後のLIVEには4回行きましたが、最初から最後まで涙が止まりませんでした。
明るい曲でもバラードでもこれで最後なんだと嚙みしめるばかりで、
結局最後まで引退の事実をどこかで受け入れられなかったんだと思います。
今でもFINAL TOURのLIVE DVDは一つも封を切っていません。
観るのが怖いんですかね。
観たいのに観たくないんですよね。
もちろん引退の事実は今はもう受け止めています、さすがに。笑

彼女の去り際は本当にかっこよかったなあと、しみじみ思います。
あんなかっこよい女性、二度と現れないだろうと心底思っています。
引退してからすでに3年経っていますが、復活の噂が度々立ちつつも決して表舞台には戻ってきていません。
それがまたかっこいいなと思うわけです。
万が一、一夜でも復活することがあるのであれば全財産投げ打ってでも彼女に会いに行くと思います。
会いたい。
観たい。
もう二度と感じることはできないであろうあの高揚感をもう一度味わいたい。
でもあの一年があったからこそ彼女の引退が成り立ったし、
ファンのみんなは一人ひとり彼女の引退と向き合って過ごした一年だったので、
このまま戻ることなくかっこいい彼女のままでいてほしいなとも思うわけです。
どっちやねん!ってかんじですよね。笑

さて今日は初めて長男からしてもらった親孝行のおはなしをしたいと思います。
2018年、私は長男を妊娠しておりました。
予定日は5月15日。
2018年の2月からFINAL TOURが始まり、もちろん初日に参戦いたしました。
まだこのころは余裕で、存分に楽しむことができました。

しかしLIVE後1ヵ月も経たないときに切迫早産の診断が下され、入院することになりました。
およそ一ヵ月程度入院しました。
次のLIVEは札幌です。
LIVEの2日前にギリギリで退院することができました。
みなさま驚かれると思いますし、理解されないと思いますが、
どうしても行きたかったんです。
だって最後だから。
これが2018年じゃなければキャンセルしていたと思います。
でも日本だし、体調安定しているから退院できるってことだし、LIVE以外は大人しくするし、
一緒に行く人は旦那様だし、なんとかなる!
そう言い聞かせて飛行機に乗りました。
LIVEにも行きました。
旦那様は悪くありません。
私が言っても聞かない人だということは重々理解してくれていたので、
諦め半分でしょうけど、ただただ支えてくれました。
お腹の子には毎日、まだ出てきちゃダメだよ、もう少しお腹のなかにいてね、と語りかけていました。
無事にLIVEにも参戦でき、何事もなく小田原へ帰ってくることができました。
あのときの根拠のない自信はどこからきたんでしょうね。
まだ出産を経験していなかったからでしょうか。
日本ならどうとでもなる!と強気に高を括っていました。

さて、次のLIVEは東京で5月2日と3日の2連続です。
これが私の行ける最後のLIVEになります。
予定日は15日。
退院後ずっと体調は安定していましたし、10日以上前だし東京だしで何も問題ないと思っていました。
心配要素ゼロです。
それぞれ違う友人と行きましたが、どちらも止めてきませんでしたね。
どうせ言っても聞かないからって。笑

そして…
無事に2日間楽しむことができました!
いつもなら最初から最後まで立って楽しみますが、
ちょこちょこ座らせてもらったり、トイレに一度行きましたが、
それでも最後まで楽しませていただきました。
本当に良かったです。
3日のLIVEが終わって帰宅しお風呂に入ったあと、お腹の子に話しかけました。
「本当にありがとう。もういつでも出てきて大丈夫だからね。」

そして奇跡は起こります。
なんとその話しかけた6時間後に陣痛が始まったのです!
予定日の11日前なのに。
出産は今日のうちに産めれば良い方だよと助産師さんに言われましたが、
めちゃくちゃ安産で、結局9時間陣痛、40分分娩でした。
私のために耐えて耐えて耐えまくっていたのでしょうね。
すぐに出てきてくれました。
本当にこの奇跡、この親孝行は一生忘れられません。
長男には感謝しかないです。
算命学上では家系との縁が薄い子なので、
もしかしたらこの親孝行が最初で最後になるかもしれませんが笑、
私個人にとっては一生分のプレゼントをいただきました。
そして本当にダメな母親。
看護師さんにもお腹の子を守ってあげられるのは母親しかいないんだからね!と散々言われてきたのに。
このときは非家庭的な私が表立って出てきてしまっていたと思います。
bucchi1016.hatenablog.com

まあもう結果オーライとなってしまっていますが、
本当にごめん、そして本当にありがとう。
きっと私にとって大事なものが失われたときに、
その穴を埋めてくれるかのように2018年に誕生してくれたことも
すべて長男がくれた奇跡なんだと心から思っています。

本人もまだ知らない親孝行話。
いつか直接お礼を伝えようと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました☆